シコふんじゃった [映画]

「強くなりたい」。
強くなる人たちのすべての基本はここから始まるのではないだろうか。
「強くなりたい」と心から願うから、
それに少しでも近づくことができる。
なにかをしたい、と心から思うから
そこに一歩が踏み出せる。

川原の斜面で
「なんで相撲部はいったの? 誘っておいてなんだけど・・・」
という秋平(木本雅弘)に対して田中(田口浩正)は答える。
「今まで、人に頼まれたことなんかなかった。
それが、土下座までしてたのまれて・・・急に体が熱くなって、
これは神様がくれた最後のチャンスかなって思って・・・」
背景に「かなーしくーてかなしくてとてーもやーりきれーない・・・・」という歌が流れる。

秋平が大将戦にのぞもうとする。
このとき、監督の穴山(柄本明)の台詞。
「あとは、お前が満足するかどうかだ」

何年たっても、何度見ても、やっぱり見てよかったと思う作品。

まったく個人的な考えではあるが、
「がんばっていきまっしょい」にしても
「ウォーターボーイズ」にしても
「スウィングガールズ」にしても
「リンダリンダリンダ」にしても。
すべてはこの「シコふんじゃった」から始まったように思う。



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