鋼鉄のウール(その2) [本]

伊坂幸太郎の連作短編「終末のフール」。
「終末のフール」
「太陽のシール」
「篭城のビール」
「冬眠のガール」
「鋼鉄のウール」
「天体のヨール」
「演劇のオール」
「深海のポール」
の8作品。

この中で異質。かつ魅力的なキャラクターがでてくる「鋼鉄のウール」
なぜ、この作品だけ魅力的なのか。
答は簡単だった。
この作品だけ、登場人物のモデルがいたのである。
伊坂氏が別の作品で取材したキックボクシングジムの治政館の武田幸三さん。
武田さんの魅力がそのまま作品になったのが、この「鋼鉄のウール」だった。

冬眠のガールは少しおもしろかったが、
あとの作品は・・・。

「鋼鉄のウール」にしても、ぼくやその両親がもう少し魅力的だったら、
もっとよい作品になっていたかもしれない。
でも、この本を買った人はぜひ、この「鋼鉄のウール」だけは読んでください。

さて、自分にあと3年の月日しか残っていないとしたら・・・。
みなさんだったら、どんな日々をすごしますか?



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