岸辺のアルバム [本]

山田太一

同年代の人なら山田太一のドラマ「岸辺のアルバム」は知っていることだろう。

今でも「WILL YOU DANCE」を聞くと、あの家の流されているシーンを思い出す。
これはその原作となった山田太一の小説。
「家族の崩壊と再生」としか表現のしようがない内容。

自分には家が自分自身の象徴といういうイメージがまったくわからない。
だから、杉浦さんが演じたお父さんの気持ちもまったくわからないことも多い。
でも。
この作品(ドラマ)はとても好きだった。
家族について考えるとき、アルバムというのは象徴的なものだったのかな、と。

昨年の震災の後に、アルバムを見つけた被災者の映像があった。
それについてはとてもよくわかる。

主題歌の「WILL YOU DANNCE?」の歌詞を読んで
(とても難解なのだけれど)とてもよかった。
このドラマと別にしても、名曲ですね。
(私にとっては、このドラマをわけて考えることはまったくできないが・・・)

なんかドラマと小説とごっちゃになって書いてしまったが、小説よりドラマが好き。
ただ、文庫本のあとがきに山田太一のドラマの話があって(書いた人も同世代と感じた)
「男たちの旅路」「ふぞろいの林檎たち」
懐かしかった。



ドラマ「岸辺のアルバム」ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E8%BE%BA%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0

ウィルユーダンス
http://www.youtube.com/watch?v=ZIutULYBLNI
http://www.youtube.com/watch?NR=1&feature=endscreen&v=KXs3xS4pH4M

歌詞
http://kawasaki5600.blog64.fc2.com/blog-entry-22.html

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