下町ロケット [小説]

池井戸潤

佃製作所の社長、佃航平さんは7年前までロケットのエンジン開発の研究所で働いていました。
しかし、種子島でのロケットの発射失敗で、責任をとって辞職。父親のやっていた小さな工場の社長となります。
先日読んだ「宇宙兄弟」に影響されて、以前買って積ん読状態だったこの本を読み始めました。
と、あっという間に読了。
食事の時間さえ惜しいような気がして読みました。

佃製作所のプライド。大企業の奢り。
読者はもちろん佃製作所の方に思い入れをしてしまうわけですが、その佃製作所自体も一枚岩ではありません。
ロケットエンジンの弁の部分の特許をきっかけに、いろいろな人の思惑が入り乱れます。
いやー。おもしろかった。
「組織」について、仕事についている人全員が考えさせられることでしょう。


さて、他に宇宙に関するおすすめの本は

1.NASA(浦沢直樹)
2.アポロ13号奇跡の生還(ヘンリー・クーパー)
3.宇宙からの帰還(立花隆)
4.宇宙兄弟(小山宙哉)
5.月をめざした二人の科学者(的川泰宣)

の5冊かな。
もちろんDVDの「アポロ13」の着地シーンも大好きです。ジーン・クランツ役のエド・ハリスのかっこよかったこと!

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