ばかもの(2)帯を読んで [小説]

かたづけをしていたら、先日読んだ「ばかもの」の帯が出てきた。

ある人のコメントが載っていて
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人間の美しさを描いて、ここまで説得力のある小説はないでしょう。今年ナンバー1の小説と云いたい。
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とあった。

このコメントを書いた人は、たまたま自分の経験してきたことや読んだタイミングがぴったりあって、ほんとうにそう思ったのだろうか。それとも宣伝のために、思ってもいないことを書いたのだろうか。
せめて、本気でよい本と思ってほめていることを祈る。

ただ、少なくとも、このこれ以降、この人の推薦するものに関して、自分はまちがいなく読む気がしなくなるだろう。

先日、「ブラック・スワン」を誉めていたスマップの稲垣さんに対して、とても好印象をもつようになった。それととても対照的だったので、(あまりの帯の言葉に)つい書いてしまった。

付け加えとして、
帯の文章にびっくりしたので、かなり否定的に書いてしまったが、「ばかもの」じたいは、先日書いたように、「非常に浅い」と感じた小説ではあったが、帯の文章を読んで感じたほどのいやな印象はありません。(つまり、よくもなく、わるくもなくという感じ)
あしからず。

(帯がなぜか斜めに切ってある。意図的とは思うが、これもとてもセンスがわるい・・・)

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