名人伝 [小説]

中島敦
http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/621_14498.html


弓の道を究めようとした紀昌さんのお話。
とぼけた話だが、どんな世界でも本当に極めてしまったら、ひょっとしたらこうなってしまうのかも・・・というような気がしてしまう。

中島敦というと「山月記」だが、この名人伝もなかなかではないか。
ユーモア小説(?)として読むべきなのだろうが、何か、それだけでないものが心にひっかかる。
近頃、五輪書などを熱心に読んでいたせいかもしれない。

以前、江守徹さんの朗読で新潮カセットブックで聞いたことがあるが、これはとてもよかった。
ぜひCDで発売してほしい。

この「名人伝」については、作者が何を言いたかったのか、いろいろ説があるようだが、下のコメントはとてもおもしろかった。
http://okwave.jp/qa/q3096253.html
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