神はサイコロを振らない [ドラマ]

「神様はサイコロを振らない」という言葉はアインシュタインが、量子力学を批判するときに言った有名な言葉。

そして、その言葉を題名にしたこのテレビドラマは
「1996年に壱岐空港をでた飛行機が2006年に長崎空港に着陸する」
というところから始まる。

主演 小林聡美

まだ、最後まで見終わっていないが、見ていてせつなくなる話。
現時点では2006年に現れた乗客たちは9日間で再び消えることになっている。
限定された日々という話はよく見るが、9日間と言うのはあまりに短いなあ。

10年と言うのは、長いようで短いような、短いようで長い年月。
9日というのは、明らかに短すぎる時間。
その9日間で10年間分の喪失を埋められるのか、というような話なのかな。

第2話 10年前愛した人を今も変わらず愛していますか?
第3話 10年前大切だった友達は今もそばにいますか?
第4話 10年前の夢を今も覚えてますか?

などのサブタイトルには、ふといろいろなことを考えさせられた。

主人公の(元?)恋人山本太郎や友だちともさかりえのせりふ
「どうしようもないことに負けんじゃねえよ」
という言葉は、とても心に残る。

最後は、最初の話通りみんな消えてしまうのか。
それとも、なんらかの方法でそれを避けることができるのか。
あるいは、乗客は元の世界に戻ってしまって、パラレルワールドみたいな話になるのか。

最終回がとても気になる。

ちなみに、大きな質量のそばにいたり、光に近い速度で動いていると、原子の振動が遅くなって時間がゆっくり経過するという話は聞いたことがある。
とすれば、1996年に消えた飛行機が2006年に現れるというのは、ありえない話ではないのかなあ、と。
しかし、2006年に現れた乗客が、それぞればらばらの場所にいても、いっせいに消えてしまうのはありえないよなあ。
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