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ビットコイン解説本 [コンピュータ]

足立明穂

「世界で一番わかりやすい
権力から解放される新たな通貨」
という副題の通り、たいへんわかりやすいビットコインの解説本。

2014年2月1日に販売開始されたkindle本なのですが、マウントゴックスの民事再生適用を受けて第2版となっています。
本文中のマウントゴックスの箇所には必要に応じて取り消し線がひかれています。

<質問その1>千円札という紙と商品を交換するのはなぜでしょうか?
<質問その2>Tポイントや楽天ポイントとお金は何が違うのでしょうか?
<質問その3>クレジットカードとお金は何が違うのでしょうか?
という3つの質問をもとに「ビットコイン」と「お金」「電子マネー」「ポイントカード」、「クレジットカード」などとの違いがわかりやすくかかれています。

また、発掘と呼ばれる仕組みをはじめとする、簡単なビットコインの仕組みを紹介してあり、買ってお得感の強い読み物でした。

必要に応じてリンクがはってあるところも好感がもてます。

ウェブ進化最終形 「HTML5」が世界を変える [コンピュータ]

小林雅一

新しいHTMLの解説書として求めたが、HTML5というのは、単なるHTMLの枠を超えたらしい。

日本人という立場から、HTML5についていろいろな面からわかりやすく解説。
文章も短いし読みやすい。
特に、企業の立場からHTML5を採用するに至った経過がおもしろく読めた。

ただ、未だにスタンドアロンのパソコンを使う機会も多いので、インターネットにつながることが前提のシステムは、ちょっとこわい気がする。

文章の途中でユビキタス・コンピューティングという言葉がでてくる。
TRONの坂村健さんの頃、よく聞いていた言葉だが、今、TRONはどうなっているのだろう?

もっとマークアップ言語としてのHTML5にしぼった話も読みたかった。

検索エンジンはなぜ見つけるのか [コンピュータ]

森大二郎

立ち読みした時に、図書館を例になんかわかりやすそうだと思って買った。
しかし、読んで新しい知識が得られなかった。
つまり、読むべきではなかった本かもしれない。
ただ、章ごとのクイズはおもしかったので、下にあげておく。

第1章 検索エンジンの目指すもの
Q)「最善の情報を最低のコストで最大多数の人に提供する」という理念に導かれた情報サービスは、いつ頃どこで始まったでしょうか?
・紀元前3世紀にエジプトで
・19世紀後半にアメリカで
・20世紀末にネット上で

第2章 集める
Q)古代プトレマイオス朝のアレクサンドリアでは、旅人が持ち込んだ本をどうしたでしょうか?
・内容をコピーさせてもらった
・借りておいて結局返さなかった
・没収した

第3章 整理する
Q)現在、世界中には約69億人の人が住んでいると言われています。世界中のすべての人が参加して勝ち抜きじゃんけん大会をするとき、何回勝てば優勝できるでしょうか?
・33回
・3333回
・333333回

第4章 検索する
Q)古代ギリシアの哲学者ソクラテスは生涯で何冊の本を書いたでしょうか?
・0冊
・1冊
・3冊

LaTeX2e美文書作成入門 [コンピュータ]

奥村晴彦 著
改訂第5版

TeXを使いたいと思いながら、使いこなせず、TeXの本を数冊もっている。
この奥村さんの本は入門とはあるが、かなり詳しい本。
TeXに詳しい人ほどほめているようなので、かなりよい本と思われる。

コンピュータに詳しい人なら、LaTeXのインストールなど簡単なのかもしれないが
そうでなくて、LaTeXを使いたいだけの人なら、
新しい版を買ってインストールするというのもありかもしれない。

当然ながら、この本もTeXを使って組まれているが、
使ってあるのは
ε-p TeX らしい。


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