真理とは何か 「考える」ことを考える(表紙より) [数学]

「少数意見を尊重すべし」という多数意見、「貼り紙無用」という貼り紙。
なにげなく、日常生活で使われる論理にもずいぶん奇妙なものがある。

偽とすれば矛盾がでるから真である、という背理法、
特殊<部分>から一般<全体>法則を発見する帰納法など、
絶対不動とされてきた論理形式にも疑問があることがわかってきた。

アリストテレス以来の手法で得られた数学の定理や物理の法則も
絶対真との間にはわずかながらへだたりがあるという。

では、百パーセントの真理とはあり得ないものなのだろうか。

本書は、無限とパラドックスの扱いから生じた数理論理学の危機から、
人間の思考形式そのものに光をあて、
パズルをまじえながら真理への道を探る。
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