赤い帽子（野崎昭弘・安野光雅）

絵本です。名作です。数学です。

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（前提）他の人がかぶっている帽子の色はわかりますが、自分のかぶっている帽子の色はわかりません。
（準備）Ａさんが赤い帽子をかぶっているとき　　Ａ（赤）　　と表すことにしておきます。
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「あなたの帽子は何色ですか」

２人の人がいます。Ａさんと「あなた」です。帽子は赤が１つと白が１つあります。
①Ａ（赤）のとき。

２人の人がいます。Ａさんと「あなた」です。帽子は赤が２つと白が１つあります。
②Ａ（白）のとき。
③Ａ（赤）のとき、Ａさんに自分は何色か聞くと、「赤」と答えました。
④Ａ（赤）のとき、Ａさんに自分は何色か聞くと「わかりません」と答えました。

３人の人がいます。ＡさんとＢさんと「あなた」です。帽子は赤が２つと白が１つあります。
⑤Ａ（赤）、Ｂ（白）のとき。
⑥Ａ（赤）、Ｂ（赤）のとき。

３人の人がいます。ＡさんとＢさんと「あなた」です。帽子は赤が３つと白が２つあります。
⑦Ａ（白）、Ｂ（白）のとき。
⑧Ａ（白）、Ｂ（赤）のとき、Ｂさんに自分は何色か聞くと「赤」と答えました。
⑨Ａ（赤）、Ｂ（赤）のとき、Ａさんに自分は何色か聞くと「わかりません」と答えました。Ｂさんに聞くと「わかりません」と答えました。
⑩Ａ（赤）、Ｂ（赤）のとき、Ａさんに自分は何色か聞くと「わかりません」と答えました。Ｂさんに聞くと「赤」と答えました。

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