謎解きはディナーのあとで [映画]

よくできた映画。
おもしろかった!

途中で犯人がわかるが(というか、想像がつくが)、それ以外の事実は
ほんとにうまく小出しに印象的なシーンを残してあって、感心。

丁寧な脚本で、また、演技をする人の豪華さもすごい。
その豪華さを無駄にせず、うまくまとめあげている監督の手腕はすばらしい。

櫻井翔、北川景子、椎名桔平の3人は、このドラマでは欠かせない存在だが、
他にも、中村雅俊、宮沢りえ、要潤、甲本雅裕、生瀬勝久、竹中直人、鹿賀丈史、伊東四朗、団時郎
という面々。ヒロインの桜庭ななみもかわいかったし・・・。

ラッフルズホテルの中庭のロケーションもすばらしかったし、宮沢りえの意外な演技や
二人の最後のどんでん返し(?)の船の舳先のシーンもよかったし・・・

Kライオンの扱いの軽さや団時朗の悪役のはまり具合といい、いやー、よかった。

つい、最後、伊東四朗はどうなってしまうんだろうという心配も残しつつ、
まあ、ほんとによくできた映画だった。

ただひとつ。最近とっても気になっていること。
この映画に限ってのことではないが、(前回見た「真夏の方程式」でも)
殺人を犯した側に、同情すべき点を見いだして、殺人を正当化している。
この傾向の映画を見る度にとっても気になるところ。
じゃあ、理由があれば殺人を犯していいのか、と。

まあ、そんなことは気にせず見るべき映画なのだとは思うのだが・・・

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