数学文章作法 基礎編 [数学]

著者の結城浩さんはこの本を通じて
「たったひとつの伝えたいこと」=「読者のことを考える」
を手を変え品を変え、くり返しくり返し提示していきます。

第1章 読者
第2章 基本
第3章 順序と階層
第4章 数式と命題
第5章 例
第6章 問いと答え
第7章 目次と索引
第8章 たったひとつの伝えたいこと

という内容です。
第1章で読者のことを考えることの大切さを述べた後、
第2章では形式の大切さや文章の構造、語句や文章そのものの使い方、段落や章などについて事細かに紹介します。
第3章では順序と階層を工夫することによって読みやすくなることを説明しています。
第4章ではわかりやすい文章の書き方やメタ情報の大切さを述べています。
第5章では例の大切さを伝えます。
私は、彼の文章がとても好きなのですが、それは彼の文章がとてもわかりやすいからです。
そして、その理由は彼の例の上げ方の巧みさにあるのかなと感じています。
第6章はわかりやすい文章を紡ぐための問いかけの大切さを
第7章では目次と索引の大切さを述べ
最後に第8章でもう一度、この本の骨子であり、また、すべてである「読者のことを考える」ということの大切さを説いて終わっています。

名著です。

幸い(?)この書名には「基礎編」という言葉が加えてあります。
「基礎編」があるのならば「応用編」はいつでるんだろう、と楽しみでなりません。

この結城さんという人はほんとうにすばらしい数学啓蒙家だと思います。

結城さんの本を年少の頃から読める現在や未来の若者はほんとうにうらやましい気がします。

謎解きはディナーのあとで [映画]

よくできた映画。
おもしろかった!

途中で犯人がわかるが(というか、想像がつくが)、それ以外の事実は
ほんとにうまく小出しに印象的なシーンを残してあって、感心。

丁寧な脚本で、また、演技をする人の豪華さもすごい。
その豪華さを無駄にせず、うまくまとめあげている監督の手腕はすばらしい。

櫻井翔、北川景子、椎名桔平の3人は、このドラマでは欠かせない存在だが、
他にも、中村雅俊、宮沢りえ、要潤、甲本雅裕、生瀬勝久、竹中直人、鹿賀丈史、伊東四朗、団時郎
という面々。ヒロインの桜庭ななみもかわいかったし・・・。

ラッフルズホテルの中庭のロケーションもすばらしかったし、宮沢りえの意外な演技や
二人の最後のどんでん返し(?)の船の舳先のシーンもよかったし・・・

Kライオンの扱いの軽さや団時朗の悪役のはまり具合といい、いやー、よかった。

つい、最後、伊東四朗はどうなってしまうんだろうという心配も残しつつ、
まあ、ほんとによくできた映画だった。

ただひとつ。最近とっても気になっていること。
この映画に限ってのことではないが、(前回見た「真夏の方程式」でも)
殺人を犯した側に、同情すべき点を見いだして、殺人を正当化している。
この傾向の映画を見る度にとっても気になるところ。
じゃあ、理由があれば殺人を犯していいのか、と。

まあ、そんなことは気にせず見るべき映画なのだとは思うのだが・・・

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

真夏の方程式 [映画]

映画「真夏の方程式」を見た。
とても後味の悪い映画だった。

最後に駅舎で少年と湯川が話すシーンがあるが、
仮にも数学をきちんと学んでいるはずの物理学者が「問題には必ず答えがある」なんていうはずがない。

以前、「さいえんす?」という東野さんの本を読んだことがあるが、けっこうおもしろかった。
そんな東野さんが、そんなとんでもない言葉を科学者である湯川に語らせるわけがないでしょう。やっぱり。
とすれば、この言葉は映画の脚本家が勝手につけたした言葉なのか。

「容疑者Xの献身」はとってもよかったので、同じ監督(脚本家?)の作品であることが信じられない。

映画の感想を読むと、最後の駅舎のシーンがよかった、というコメントも多かったが、
そもそも「問題には必ず答えがある」なんていう間違った前提から導き出される言葉に真実があるはずがない。

そもそも後味の悪い映画であったが、それ以上に、最後にとても違和感のある言葉が印象に残る映画だった。
というか、何が「方程式」だったの?

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

横道世之介 [映画]

この映画を見るまで高良健吾さん、あまり好きでありませんでした。
でも、この力の抜けた世之介の演技とてもよかった。
あの「結末(?)」を「必要があったのか」と言う人もいるようですが、それが前提だからこそ、ふつーの日々の大切さやせつなさが伝わるんじゃないでしょうか。
小説は小説でよかったのですが、私はこちらの映画版を先に見てしまったので、こちらの世之介の印象がどうしても強くなってしまいます。

吉高由里子のお嬢さんも魅力的(?)でした。
たくましくなった与謝野祥子もまた魅力的でした。

世之介さんほど劇的ではなくても、私たちは限られた時間を生きています。
この毎日の生活の貴重さを改めて考えることのできる映画です。

宇宙兄弟(映画) [映画]

話題になっていたので、見に行きたかったのに行けなかったこの映画。
テルマエ・ロマエに食われてしまって、後ではあんまり話題にならなくなってしまった。
でも・・・。
いいですよ。この映画。
「テルマエ・ロマエ」より数段いい!
なんと言っても、「テルマエ・ロマエ」では不覚にも寝てしまったくらいですから・・・

なんか「テルマエ・ロマエ」の記事になってしまった。

で、話題はもとの「宇宙兄弟」へ。
兄弟愛の話、といってしまえば身もふたもないんだけれど、二人がよかった。
小栗旬・岡田将生。ふたりともかっこよい。

あ、すみません。とうとう映画館には行けず、DVDを見ました。
映画だったら、宇宙のシーンとかもっとよかったかもしれませんね。

ドラゴンボール 神と神 [映画]

破壊神ビルスとの戦いを描いたこの映画「ドラゴンボール神と神」。
大満足の映画でした。
ドラゴンボールの映画を見るのは(たぶん)初めてなのですが、鳥山明らしいというのか、無邪気な敵との戦いは純粋でおもしろい。
まあ、簡単にこの映画を言ってしまえば

「上には上がいる」

この一言でしょうか。
でも、おもしろかった!

鍵泥棒のメソッド [映画]

これはおもしろいわ。
内田さんの「運命でない人」もよかったけれど、それを上回るかもしれない。

堺雅人、香川照之、広末涼子、荒川良々など、みんなすてきです。

堺さんのゆるやかさは人を安心させる感じだったし、香川さんの二役はやっぱりすごいなあ、と。
広末さんの一途さもよいし、荒川さんのわるそうなところもよかった。
それから、小野武彦ふんする水島さんのお父さんの結婚式のスピーチもよかったなあ。

で、やっぱり一番の場面は水嶋香苗の名前を見たときでした。
ジーンとしました。涙がでるかと思いました。
よかった。

あと、最後の場面だけは不要だったかな、と。

まだ見ていないんですが、アフタースクールも見てみたいと思いました。

夢売るふたり [映画]

松たかこさんって、確かに上手な俳優さんと思うのだけれど、どうしても演技しているようにしか見えないところがある意味(女優として)かわいそうなところかなあ・・・と。

というわけで、この映画、なぜ人気があるのかとても不思議。
というか、実際、そんなに人気はないのではないかと思いました。

夫婦で見に行ったり恋人どおしで見に行ったら、絶対失敗ですよね。

この映画もけっこう評判良かったようなんだけど、いったいどんな人がこの映画を評価するんだろう?
不思議

最強のふたり [映画]

えらく評判がよかったが、実際見たら・・・
たしかにまあ悪い映画ではないのかもしれないが、自分にはよくわからなかった。
というか、みんなどこをそんなに笑ったり泣いたりできるんだろう。
ただ、ドリスがどんどん仲間を増やしていく姿はよかったかな。

最後にちらっと実際の二人の姿を見せるのだが、ドリスは黒人ではなく、それがさらに???を増やした。

ショーシャンクスの空にを見て疑問に、なぜみんなはこんなにほめるんだろうと思ったのと同じような疑問で頭の中は?でいっぱいになった。

この映画のどこがそんなにすばらしいんだろう?


踊る大捜査線ファイナル [映画]

久しぶりにドラマの踊るにもどったような映画。
よかったですよ。
あえてファイナルとする必要があるのかな、とは思ったが、制作者側が、「これで終わりにしたい」という意思表示の表れかと思った。
あえて、和久さんを表にださず、室井さんに言わせたところもよかったかなあ、と。

映画の踊るはなんかみんな「太った豚」みたいなのが多かったけれど、元にもどった感じでよかった。
時間もあと少し短縮して90分くらいなら申し分なかった。

いや。よかった。

ロボット [映画]

「すごい」としかいいようのない映画。
すごい!

主演のおじさんはおいといても、ヒロインの「アイシュワリヤー・ラーイ」はほんとにきれい。
こんな映画を見れるのだったら、映画代ってやすいなあと感じる作品。

私が見たのは「完全版」だったので、やたら、歌と踊りがはいっているやつだが、開き直って楽しむといい。

自分はやっぱり出産のシーンが一番心に残ったかな。

ポテチ [映画]

そうとういい。

濱田岳
木村文乃
大森南朋
石田えり
中林大樹
松岡茉優
阿部亮平
桜金造
中村義洋

監督 中村義洋
音楽 斉藤和義
原作 伊坂幸太郎

68分。

たぶん、見た人は登場人物すべてが好きになる。
終わって、もっと見ていたい気がするのだけれど、それがいいのかも。
よかった。

みんなにぜひ見てほしい。

下町ロケット [小説]

池井戸潤

佃製作所の社長、佃航平さんは7年前までロケットのエンジン開発の研究所で働いていました。
しかし、種子島でのロケットの発射失敗で、責任をとって辞職。父親のやっていた小さな工場の社長となります。
先日読んだ「宇宙兄弟」に影響されて、以前買って積ん読状態だったこの本を読み始めました。
と、あっという間に読了。
食事の時間さえ惜しいような気がして読みました。

佃製作所のプライド。大企業の奢り。
読者はもちろん佃製作所の方に思い入れをしてしまうわけですが、その佃製作所自体も一枚岩ではありません。
ロケットエンジンの弁の部分の特許をきっかけに、いろいろな人の思惑が入り乱れます。
いやー。おもしろかった。
「組織」について、仕事についている人全員が考えさせられることでしょう。


さて、他に宇宙に関するおすすめの本は

1.NASA(浦沢直樹)
2.アポロ13号奇跡の生還(ヘンリー・クーパー)
3.宇宙からの帰還(立花隆)
4.宇宙兄弟(小山宙哉)
5.月をめざした二人の科学者(的川泰宣)

の5冊かな。
もちろんDVDの「アポロ13」の着地シーンも大好きです。ジーン・クランツ役のエド・ハリスのかっこよかったこと!

数について 連続性と数の本質 [数学]

デーデキント 著
河野伊三郎 訳
岩波新書

やっと復刊。
540円。



数学ガール ガロア理論 [数学]

とうとう、結城浩さんの数学ガールシリーズ第5弾が発売される。
しかも、内容はガロア理論。

とても楽しみ。
発売は6月1日の予定。

http://www.hyuki.com/girl/
(結城さんのウェブサイト)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797367547/
(amazon)

タグ:結城浩

It's a cake. お茶の子さいさい [マンガ]

宇宙兄弟で知った言葉。
「楽勝さ」という意味だそうです。

たまたま今日聞いた木村カエラの曲に「お茶の子さいさい」という歌詞があって、ほぼ同じ意味だなと思いました。

宇宙兄弟はおもしろい(メモしたくなる)言葉がけっこうあり、実際メモしていたら、その名もずばり「心のノート メモしたくなる言葉たち」という本がありました。
ちらっと、amazonのレビューを見たら、実際に自分がメモした言葉が書いてあった。みんな同じことを思うんだなあ。



タグ:宇宙兄弟

宇宙兄弟 [マンガ]

宇宙兄弟5巻まで読みました。

おもしろい。

私が読んだところは兄の選考会の話題が中心ですが、なるほど「いい話」です。
絵が好きではなかったが、だんだんお兄さんの「むっちゃん」を好きになっていきました。
読んだみなさんもきっとむっちゃんを好きになっていくことでしょう。

テルマエ・ロマエ [映画]

阿部寛主演のお風呂映画。

うーん。なんと言っていいのやら。
つい、先に原作を読んでしまっていたので、他の観客が笑っているほどにはおかしくもなく・・・。

阿部寛さんのすばらしい体格が心に残る映画となりました。
あと上戸彩さんのすっぴん(?)の顔がさほどきれいでなかったことも印象に。

ただし、ごめんなさい。
最後、ついうとうととしてしまいました。
ということで、きちんと評価はできません。
(眠ってしまったということ自体がひとつの評価でもありますが・・・)

こいのうた [音楽]

GO!GO!7188

http://www.youtube.com/watch?v=glEkpdYb-5c&feature=related

前に、「この歌はまだ恋を知らない人の歌だなあ」などと偉そうに思っていたが、
なんか、いま、こころにしみる。
コメントの最初のやつ書いた人、応援したくなった。

レベルE [マンガ]

富樫義博

これはおもしろい。
そしてやたら、字がつまっている。
今はやりの愛蔵版(?)くらいの大きさで
絵や字も二倍くらいに増やして書き直してほしいくらい。

これ、とても話題になってた本なのですね。
アニメ化もされているらしい。

作者の発想の自由さに感動です。

いやーおもしろい。

簡単にいえば宇宙人もの。
表紙のイメージとはかなりギャップがある。
それから主人公とおぼしき宇宙人は最初女の人と思ってた。

わにとかげぎす [マンガ]

古谷実

読むのはこれで四作目。
世の中とのかかわりをこばんでいた32歳の男性が世の中とかかわろうとする話。
ワニトカゲギスというのは深海魚の一種らしい。
なかなか不気味な見ため。
主人公の富岡さんの最初の頃の様子を例えているのかな。
シガテラやヒミズのような気持ちの悪い場面は少なく、自分にとっては読みやすかった。

最後も平和な感じで、ちょっとものたりないといえばものたりないが
でもいい話。
古谷さんの話にでてくる女の子たちはいつもとても一途。
魅力的。
羽田さんも若井さんも。
でも、なぜ、そんな人たちが斉藤くんや富岡さんにほれるのかがとても不明。

たで食う虫も好き好きとはいうが、実際にはなかなかないよなあ。
というわけで読みやすかったが、自分はシガテラの方かな。

ーーーーーーーーーーーーー
羽田さんは
かけがえのない人です
運命の人です
ーーーーーーーーーーーーー

という富岡さんが羽田さんに渡すラブレターはよかった。

POMERA DM100 パソコンでの編集 [情報]

POMERAで作成した文書をパソコンで開き、編集することはできる。
しかし、パソコンで作成した文書を、POMERAで保存しようとすると、うまく開かなくなる。

しかたがないので、題名だけでもPOMERAで作成して、それを開いてパソコンで書くようにした。

ちなみに使ったエディタはTERAPADだが、他のソフトでも同様のようだった。

弟の戦争 [戦争]

ロバート・ウェストール 著
原田勝 訳

弟の「フィギス」は湾岸戦争で戦っている少年兵「ラティーフ」にシンクロする。
一見、とても頼もしく信頼おける父親と、
少々、かわっている弟の対比を元に
正しい戦争とはなにかを考えていく。

とても読みやすく、あっという間に読んでしまう。
たぶん、訳のすばらしさにもよるのだろう。

戦争についてだけでなく、ものの見方について考えさせてくれる。

もう湾岸戦争が終わって20年以上もの時間がたった。
夜に、花火がとんでいくような爆撃の映像は今も印象に残っている。
なんか、ゲームの画面のようなあっさりとした映像。
そして、たぶんその戦火の下に、実際にラティーフのような少年がいたんだろうな。

原作は「Gulf」
湾とか、へだたり、断絶というような意味があるそうだ。

訳者によるあとがきも読みやすくてよい。
作者はひとり息子のために児童書を書き出したらしい。
表紙の裏に写真が載っている。白いひげのたのもしそうなおじいさんだ。
1993年になくなったそうで、湾岸戦争1991年だから、この話を書いてすぐなくなったのかな。
この人の他の作品を読んでみたくなった。

グリーンヒル [マンガ]

古谷実

「シガテラ」読んではまった古谷実

Amazonで評判のよかった「グリーンヒル」を読んだ。

で・・・・・
おもしろくない。
なぜ、みんながほめていたのか不思議でならない。

シガテラ [マンガ]

古谷実

南雲ゆみ。とにかくかわいい。
荻野優介。よくわからない。けど、おもしろい。

恋人どうしの会話、行動など、自分の場合を思い出して、思い入れを強くする人も多いかもしれない。

最終話をどう感じるかは、その人の生きてきた長さとも関係する気がする。

ーーーーーーーーーー
僕はこの人が好きだ・・・・
こころから
超愛している
ーーーーーーーーーー

という台詞がある。
おぎのくんの言葉は、心からでた言葉で
そのとき、そのとき一生懸命生きてきた証ではないかと思う。

ときどき、気味がわるくなる場面がある。
それがなければなあ、とつい思ってしまう。
映画の「ブラックスワン」「シックスセンス」「ヒミズ」。
その手の場面がなくなれば、どんな作品になったんだろう。
でも、それらの場面がなくなれば、
それぞれ「ブラックスワン」「シックスセンス」「ヒミズ」ではなくなるんだよなあ。

私はこの最後はとても好きだ。
寂しくはあるが、やっぱり好きだ。

とてもせつなくなるマンガ。
そして、やっぱり
「南雲さんいいなあ」

岸辺のアルバム [本]

山田太一

同年代の人なら山田太一のドラマ「岸辺のアルバム」は知っていることだろう。

今でも「WILL YOU DANCE」を聞くと、あの家の流されているシーンを思い出す。
これはその原作となった山田太一の小説。
「家族の崩壊と再生」としか表現のしようがない内容。

自分には家が自分自身の象徴といういうイメージがまったくわからない。
だから、杉浦さんが演じたお父さんの気持ちもまったくわからないことも多い。
でも。
この作品(ドラマ)はとても好きだった。
家族について考えるとき、アルバムというのは象徴的なものだったのかな、と。

昨年の震災の後に、アルバムを見つけた被災者の映像があった。
それについてはとてもよくわかる。

主題歌の「WILL YOU DANNCE?」の歌詞を読んで
(とても難解なのだけれど)とてもよかった。
このドラマと別にしても、名曲ですね。
(私にとっては、このドラマをわけて考えることはまったくできないが・・・)

なんかドラマと小説とごっちゃになって書いてしまったが、小説よりドラマが好き。
ただ、文庫本のあとがきに山田太一のドラマの話があって(書いた人も同世代と感じた)
「男たちの旅路」「ふぞろいの林檎たち」
懐かしかった。



ドラマ「岸辺のアルバム」ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E8%BE%BA%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0

ウィルユーダンス
http://www.youtube.com/watch?v=ZIutULYBLNI
http://www.youtube.com/watch?NR=1&feature=endscreen&v=KXs3xS4pH4M

歌詞
http://kawasaki5600.blog64.fc2.com/blog-entry-22.html

もう恋なんてしない [音楽]

槇原敬之

こころにしみる。
名曲です。

ユーチューブ
http://www.youtube.com/watch?v=_TLdcViM1vw

歌詞
http://www.uta-net.com/song/4523/

宇宙人ポール [映画]

評判がよかったので楽しみにしていた映画。

・・・だったが・・・

予想に反して、「どうして、この映画がそんなに評判いいの?」状態。

まず、ポールの顔になじめない。
(まあ、これは事前にわかっていたことがだ)

次に、自分が感情移入できる登場人物がいない。

悪役が、ほんとうに、(人間的な)魅力がない。
昨日見た「ひみず」の暴力団の親分役のでんでんとの違い!
また、どっかとぼけたような味と思っていたのに、どんどん人が死んでいくのも、ちょっと・・・

ヒミズ [映画]

よかった。

とても気持ちの悪い映画である。
でも、希望の映画である。
希望というよりも「再生」というべきか。

染谷将太、二階堂ふみ。
(役柄が)中学生とは思えなかった。

やっぱり
「すみださん」
という響きがいい。

そういえば「がんばれ」という言葉が少なくとも3回出てくる。
ひとつは、教師の(気持ち悪い)応援のがんばれ。
ひとつは、母親の(冷たすぎる)がんばれ。
もうひとつは、茶沢さんと住田さん自身のがんばれ。

大震災のシーンがたびたびでてくる。
監督は単純にみんなに「がんばれ」と言っているように思えた。
そして、この映画を見た私自身にも「がんばれ」と言ってくれているように感じた。

(自分にとっては)少なくとも涙が出てとまらないような映画ではない。
しかし、ものすごく心に残る映画となった。

神はサイコロを振らない(3) [ドラマ]

http://www.dailymotion.com/video/x6wjm6_ryohei-verbal-onelove_music#rel-page-3
主題歌「onelove」

http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND36897/index.html
主題歌の歌詞

http://www.eonet.ne.jp/~lakemomo/kobayashi1.html
一番気持ちが伝わった感想

http://buta-neko.net/blog/archives/2007/08/post_1391.html
最終回の写真

http://pcrd.at.webry.info/200603/article_7.html
ちょっとだけおもしろかった感想


ずっと、youtubeで曲を聴きながら(ビデオクリップは・・・です)歌詞を読んだり、感想を読んだりしていました。
このドラマを見れてよかったです。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。